こんにちは。この度HPを開設しました。
漫画家をしています。野間与太郎ともうします。


SNS全盛期にあえてHPを作ってみました。
古のオタクですので、BBSやお絵描きBBSのサービスを探して、うっかりメニューに入れてしまいそうになりました。懐かしいですね。あの頃のネット文化がいまだに染み付いていますね。


最後に自分のHPというものに触れてから、どれほど年月が流れたでしょうか。

初めてHPを作ったのは中学1年生の頃。
その当時、すでに世の中にインターネット自体はありましたが、まだまだ紙優勢の時代でした。
雑誌にイラストを投稿しても、ボツになれば見てもらえないというのが悔しかったので、
「そうだ。ならHPだ!」と、親にHTMLの本を買ってもらい、それを見ながら手探りでHPを作っていました。
そして完成し、描いた絵をデジカメ(当時ですから200万画素程度です)で撮影し、イラスト展示ページにどんどんアップしていきました。
自分だけの展示室です。そこに訪れて作品を見てくれた、顔も知らないお客さんが「素敵な絵ですね」と初めてコメントで反応を下さったとき、驚きと衝撃で飛び上がり、家中を跳ね回った記憶があります。
大人であればギャラリーなどを借りて作品を見てもらうことはできますが、当時12歳の私にはかなりハードルが高い。ですので、これはネットでなければできない体験でした。

同い年のお絵描き友達もできました。
中には今でも年賀状のやり取りが続いている友人もいます。絵がとんでもなく上手く、ものすごく刺激をもらうことができました。
思春期、多感なあの時期に、あのタイミングで出会っていなかったら、今の自分はいなかったかもしれません。

高校を卒業し社会人になった頃にTwitterが流行り始め、Pixivでの作品発表が主になっていき、そこでさらにたくさんの交流が生まれました。
同人イベントの参加なども紐づいて、見てくれる方が常にどこかにいる状態。見る側としても見られる側としても、情熱が常にある状態でした。

漫画家デビューし、自分の環境もまた変わり始め、今度は作品作りが楽しいだけのものではなくなりました。
同期デビューの作家さんと仲良くなりたかったのですが、どうしたってライバル視してしまう自分が情けなく、Twitterでの掲載報告などを見るのが辛くなってしまった時期が長く続きました。
お仕事として作品を作らないといけない焦りと、どんどんお話を作っている周りの作家さんの活躍の焦り・・・。担当編集さんとも上手く関係性が気づけず、ついにメンタルを壊してしまったのですが、そうなってもなぜかTwitterは開いてしまう自分がいたのですね。
自分にとって何か救いになる言葉や、感想などが届いていないか、作品を作れていないので当然来るはずもないのですが、無意識に探してしまう癖が、完全についてしまいました。
そしてそれは数年経ったごく最近まで続いていました。

SNSの「いいね」や「リツイート」、コメント、ビュアー数、それら自体はモチベを上げてくれるしすごく良い機能だと思うのですが、同じSNSというお部屋にいる大勢の人の中でその数字が現れるというのは、常に他人と比較されている状態に等しい気がしています。おぼろ豆腐レベルのメンタルにはむずかしい環境です。

HP感覚で使えそうだなと、noteというサービスも使っていましたが、やはりホームに行けば、たくさんの方の記事(に対してのいいね数)が目に入り、謎に焦燥感に駆られてしまいました(汗)
同じプラットホームにいると見てもらえやすいのですが、自分にはどうしてもむずかしいなあと・・・。
なので、一度SNSとの付き合い方を見直して、自分がちゃんと自分でいられる環境を作ろう。と思い、「よし、ならばこれはHPだ!」となり、開設に至りました。

これからはこちらが拠点になっていくと思います。
とはいえ、せっかくSNSでできたご縁は大切にしていきたい・・・。ので、お仕事の活動の報告や、たとえばこういう日記を更新したときには、TwitterやInstagramでもお知らせができたらなと思っています。

長くなりましたが、次からはものすごく気軽に、普段着で床に寝っ転がって書きました。くらいの感じで日々のことなど書いていきたいと思ってますので、また遊びに来てくださると嬉しいです。
コメントなどもお気軽にいただけますと幸いです。承認式にはなりますが、基本的に全部お返ししたいと思っています。

ではでは⁂

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