
先日、TwitterとInstagramで、このHPを開設したよ。という報告をしました。
遊びに来てくださった方々ありがとうございます。カウンターは置いていませんが、管理画面で訪問者の数を知ることができます。たくさん来てくださって嬉しかったです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
昨年春から、カメラにハマっています。
今までは小さくて持ち運びにものすごく便利なCanonのコンデジを使っていましたが、
「名建築で昼食を」というドラマにハマり、その中で田口トモロヲさん演じる「千明さん」がライカを、池田エライザさん演じる「藤ちゃん」がポラロイドTWOというカメラをそれぞれ相棒に、ときめく名建築を巡りながら写真を撮っている姿にとてもときめいてしまって、カメラに目覚めてしまいました。(名建築ももちろん大好きです・・・!)
そのタイミングで、NikonのZfcという、見た目がものすごくレトロなミラーレス一眼の存在を知り、お迎えしてしまったが最後。一通りレンズ沼にもハマり、写るんです以来のフィルムカメラ沼にもズブズブと落ちていきました。南無。
実はそれまでもカメラには興味があったのですが、写真を撮るという行為=資料を得る
という、漫画に役立つような資料写真を撮らなければ。と思い込んでいたのですね。
「一応絵描きなのだから、写真じゃなくて絵を描かないといけないんじゃないか」と、長らく「作品としての写真」「美しいと思った瞬間を切り取った写真」を撮ることを良しとしていませんでした。
今思えばなんてストイック。私は「こうじゃなければダメだ・・・!」と考えてしまうクセが昔からあります。それで今までやってこれたこともあるし、逆に無くしたものも数知れずあるんだろうな、と思います。
ただ、30代過ぎてから、なんかもう、体力の低下でなのか、ストイックすぎるのがしんどくなっちゃって、もう、「好きなことは好きなように楽しんだらいいじゃないか」と、やっと自分に言ってあげられるようになりました。
資料写真じゃない、ピンぼけ上等、特殊フィルム最高、コニカのオールドレンズのとろけるような芸術的なボケ最強、二眼レフもデビューしました。そんなカメラライフを、今は楽しく過ごしています。
ずっと絵を描いているのが生き甲斐という作家さんがいれば、仕事以外では絵は描かないという作家さんもいます。ということを、沢山の作家さんと交流させていただいてきて、知ることができました。
ですがどちらも一生そういうわけではないと思います。人の気持ちなんて毎日変わるし、天気でも変わるし、体調でも変わるし、ものすごく簡単に変わるものだと思っています。
私は以前はずっと絵を描いているのが生き甲斐のタイプでしたが、今は仕事以外ではあまり描くことがありません。描いたとしても絵というよりは、万年筆や水彩やクレヨンの色を重ねて楽しんだりするという感じです。漫画の絵を描かなきゃ!ではありません。
楽しいと思うことをやってたら、何だか色々上手くいくような気がします。保証はないけど、ただでさえ生まれつきのマイナス思考なのだから、楽しいことには貪欲でいないと、生きる上でバランスが取れません・・・!笑
なので、しばらくはこのまま引き続き、ズブズブとカメラ沼に落ちていこうと思っています。リアルでカメラ仲間が欲しいこの頃です。
ではでは⁂