Yotaroom

毎週火曜日の深夜は、ラジオの某オールナイトニッポンを聴きながら仕事をしています。

ラジオを聴くようになったのは、ネット環境でもリアルタイムで聴けるようになってからです。
ここは山の中なので電波が入らず、学生時代はラジオとは無縁の生活を送っていました。多少の遅延はあれど、ネットで聴けるようになった今が本当にありがたいです。radiko様様です。

今週の火曜日深夜も、某オールナイトニッポンを聴いていて、そこで、もの作りに対するモチベーションのお話をされていて、それがもう今の・・・というより、ここ数年の自分にすっっごく刺さる内容で、それですごく救われて・・・、仕事をしながら気がつけば、番組に感想&感謝メールを送っていました。

本当に救われた気持ちで、一方的にメールを送って、気持ちがスッキリして、引き続き聴きながら仕事をしていたのですが、

ふと聞こえてくる、自分と同じラジオネーム、在住県、そしてメール・・・

・・・え？！

ラジオでメールが読まれるなんて生まれて初めてのことで、しばらく思考停止していました。
すごい・・・本当に届くんだメールって・・・（当たり前
読んでくださったことで、それまでの言語化できなかった自分のここ数年の心情が、さらにとても清らかにされていって・・・涙がブワッと溢れ出てしまいました。

私は社会に出て、上手く働けなかった人間です。高校卒業して初めて勤めた会社を３ヶ月で退職して、それからは勤めて最短１ヶ月。最長２年。正社員、アルバイト、パートタイマー、全部で何社転職を繰り返したか最早わかりません。

毎日決まった時間に起きて、仕事に行く支度をするだけで精一杯で、職場について仕事を始める頃にはもうヘトヘトです。人間関係を築くのも下手で、職場の人というだけでものすごく緊張してしまって、優しく教えてくださってるのに、自分の心はなぜかそこになくて。というよりも、出勤初日からずっと俯瞰して、職場で働いている自分を見て「なにしてるの？」という状態になっている。
そのうち慣れるはずだと思っていても、毎日変わらない。なんで自分はこんな普通のことができないのか、何で周りはできるのかわからず、しんどかった。

社会で当たり前とされていることができないので、苦しさから逃げるように絵や漫画を描いていました。出版社からお声がかかったり、投稿漫画が受賞した時、「これを仕事にすれば外で働かずに済む・・・！好きなものを描いて生活したい！」と、ものすごいモチベーションのピークだったと思います。

それから早いもので、もう１０年が経つのですが、あの頃ほどのモチベーションに一向に戻れず、曲がりなりにもクリエイターなのに、ものづくりに熱意が持てないって何なんだろう。失格なんじゃないか。だとしたらこれからどうやって生きていったらいいんだろう。
・・・と、悶々と考えることが多かったここ数年です。

でも、モチベとかやる気はなくても、ものづくりは成立するよね、ということを番組内で仰られてて、それを聴いた時、もう落雷が落ちたような衝撃で、ものすごく心が楽になれたんですよね。

やる気とかモチベとか昔ほど燃え上がらなくても、その時その時で精一杯作ってるじゃないか。と、自分をちゃんと肯定することができました。

するとその時やってた作業の進みがちょっと早くなりました。笑

これからもアゲサゲ繰り返していくと思うけれど、今はまあそういう時なんだなって、ただ認識するだけでいいんだなと思うと、なんか楽しい気持ちになってきます。

本当に素敵なお話をありがとうございました・・・！（とここでも叫びたい）

ではでは⁂