少し間が空いてしまいました。
先日神戸へ観光に行っていたのですが、暑さにやられて熱中症になって、1週間体がダウンしてしまいました。皆さんは体調大丈夫でしょうか?どうかどうかお気をつけて。。。

カメラが趣味になって1年が経ちました。日々ヤフオクの画面をスクロールしてポチポチしていますが、最近はオールドコンデジというジャンルにも手を出し始めてしまっています。
オールドコンデジとはその名の通り、古いコンパクトデジタルカメラのことなのですが、大体今から10年より前に出ていたコンデジのことを指すようです。今の高画質高解像度のカメラやスマホカメラとは違い、解像度はそこまでですが、それがかえって柔らかい写真を生み出してくれるということで、今とてもブームが来ているようです。
上の写真は、地元のお祭りに行った際に撮ったひまわりです。もう散り際ですが、背に陽を浴びたその姿がとても美しくて撮りました。使ったカメラは「Canon IXY digital 10」という、今から15年前に発売されたコンデジです。四角く小さく手のひらにすっぽり入ってしまうかわいいカメラです。
この時代のコンデジは他にもいくつか持っているのですが、写真に日付を入れることができて、まだフィルムカメラ時代の名残を感じるものが多いです。そしてコンデジではあまり見かけなくなった、ファインダーが付いています。
液晶画面を見て撮るのはとても便利なのですが、あえてこのファインダーを覗いてシャッターを切ると、なぜか不思議と、その先の景色と対話しているような。「美しすぎるので撮らせてください」と、景色と挨拶を交わせるような。そんな特別な気分になります。

 Canon IXY digital 10

この散り際のひまわりを見た時、美しいと思ったのと同時に、まるで人のようだなと感じました。

上手く言語化できないので、絵にしました。こんな感じに見えました。

カメラを構えていつも撮るのは、光と影が混在する世界です。それは日常にありふれている光景で、何も特別珍しいものでは全くないのですが、写真として切り取ると、不思議ととても美しい世界に思えます。いや、カメラがその美しさに気づかせてくれるのだと思います。趣味にする以前より、身近なものの美しさを感じられるようになった気がします。

さっきから「美しい」って何度も言っちゃっているのですが、美しいっていう言葉は人ぞれぞれ意味合いが違うのだろうなあとも思います。生活環境や、文化でも違うように。私の「美しい」の基準は何なのか、考えてみると、やはり「光と影」なのかなと思います。

自分に影が多い分、他の人が光り輝いて見えたりします。そうやって、「いいなあ」と思ったり、嫉妬したり、悔しくなったり、落ち込んだり。けれど、そう思うのは自分の中にも、本当は光があるのを知っているからで、その光をどうしたら輝かせられるのかがわからなくて、もがいているからなのかもと思ったりします。私はそうです。
影を抱えながらも、何か光を得たくて、もがいて、落ち込んで、疲れてたまに休んで、また頑張って、そういう生き方はとてもしんどいかもしれないけれど、そんな人に出会うと、「美しいな・・・」と感じます。

最近、自分の大切にしたい世界観が明確にわかってきた気がします。そうやって得たことや気がついたことを日記に書くと、何だか味方が増えたようでホッとします。
取り止めのない内容ですが、今日も読んでくださってありがとうございます。

ではでは⁂

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