
すこし更新が開いてしまいました。前回の更新は9月。今は12月。
もうすぐ今年も終わってしまいますね。あっという間の一年だった気がします。
更新が滞っていた3ヶ月間、いろんなことがありました。
まず人生で初めてのパスポートをゲットしました。
子供の頃からずっと海外に行ってみたかったのですが、いろんな事情で行く機会を逃したり、言葉の壁や飛行機の乗り方がわからず乗る自信がなかったりと、行ってみたいけど先延ばしにしてきました。
ですが「このままではずっとこの気持ちを引きずってしまう・・・人生は有限なのに・・・!」と、今年の春、勇気を出して、30代にして初めて1人で飛行機に乗りました。Youtubeで何度も飛行機の乗り方を調べて、いざ出陣です。神戸から東京に行くだけなのに、心臓がバクバクでした。
飛行機に乗れたという成功体験があまりに嬉しく、「やったー!次はもう海外に行けるぞ!」と、念願だった海外旅行のために、人生で初めてパスポートを申請しました。
そして申請してから8日ほどでパスポートを受け取り(田舎なので早い)、その日のうちに飛行機もホテルも確保。初めての海外旅行は台湾と決めていました。台湾の歴史的建築を見てみたかったのです。
そして11月16〜19日、1人で台湾旅行を決行しました。
台湾といっても、今回は初めての海外旅行で、1人旅だったので、なるべく一箇所を拠点に動こうと思いました。ですので主に台北市内をうろうろとしていました。
関西空港から出発して、台湾桃園国際空港に着きました。飛行機の中から、初めて日本ではない国の風景を見たあの瞬間の高揚感と、「ついに来てしまった・・・」という不安感が入り混じった緊張感は、きっと一生忘れられないと思います。
1日目は九份、2日〜4日目最終日は台北をうろうろとしていました。
言葉の壁や文化の違いにぶつかり、はじめの2日間はお腹も空かず、ずっと緊張して過ごしていました。きっと誰かと一緒に行っていれば、緊張も共有してそこまでナーバスにならずに済んだのかもしれません。
そもそもなぜ1人で行ったの?と思われるかもしれないのですが、私の場合、誰かと2人以上で旅行に行くと、その人と行ったという楽しい記憶は残っても、その土地の歴史や風景などがそこまで脳に残らなかったりするのです。(誤解されたくないのですが、人と旅行に行くのは大好きです!)あと、カメラで写真を撮りまくるので、待たせてしまったりするととても申し訳ない気持ちになるという・・・。
多分根っからの取材気質なんだろうと思います。その土地の生活感や空気を思い切り感じてみたいのです。
(でも緊張のあまり、2日間はナーバスになってしまいましたが・・・)
3日目、台北市内の建築物をひたすら巡っていました。すると現地の大学生の女の子たちに台湾華語で多分「iPhoneのシャッターを切ってもらえませんか?」と声をかけられました。私のオドオドの英語で外国人だと彼女たちは気づいて、英語で「どこから来たの?」と聞いてくれました。「日本です・・・」と私が答えると、「Japan!?Welcome to Taiwan!台湾に来てくれてありがとうございます!!謝謝!Thank you so much!Have a nice day!!」とものすごく歓迎してくれて、iPhoneを渡したあと見送ってくれました。
この子達にすっごく救われて、もう本当に嬉しくて、大の大人がシクシクと泣きながら台北の街を歩きました。そのあとから、とても元気が出てきて、気になる場所があったらフラッと入ってみたり、テイクアウトのコーヒーを買って、テラス席で向かいのビルのアートな壁を眺めながら飲んでみたり、すごく足取りが軽くなりました。
最終日の4日目は、問屋街の迪化街を歩きました。ここの景観がとにかく良くて、日本にも昔はこういう建築がたくさんあったんだろうなと思いながら散策していました。
小さなトラブルも実はたくさんあったのですが、あっという間の4日間で、初めての海外旅行が30代で、台湾で、1人で、とても良かったなと思いました。この歳になっても成長できるんだと実感して、ちょっとだけ強くなれた気がします。
来年も1人海外に行きたいのでお仕事がんばります。
ではでは⁂